令和3年度 全国青年交換大会が開催されました。

【プロジェクト発表】

最優秀賞
「コウハイに希望を!~クラブで実践ソバの3タメ~」
福井県  岩崎聖 氏

優秀賞
「ナシの溶液受粉による超省力化計画」
新潟県  小越智央 氏

【意見発表】

最優秀賞
「子供たちへ“ツナグ”農業」
福井県  永木友也 氏

優秀賞

「野草茶製造から見る農業との連携」
新潟県  片岡絢 氏

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 初のオンライン開催となった「全国農業青年交換大会in福井」。リモートによる審査結果の発表と最優秀賞課題の動画視聴が行われました。

 プロジェクト発表の最優秀賞は福井県の岩崎さんによる発表。ソバの栽培による耕作放棄地解消、若手クラブ員の育成を軸とした活動が評価されました。優秀賞は新潟県の小越さんの発表。ナシの溶液受粉による作業の省力化をねらう、新たな栽培技術に取り組む姿勢が評価されました。両名ともそれぞれ、土地利用型作物部門、園芸・特産作物部門で全国大会の北陸代表として出場されます。

 意見発表の最優秀賞は福井県の永木さんが受賞されました。自身の経験をもとに、古い体質の農業のイメージを払拭し、若い世代に魅力を発信していく活動への思いが評価されました。永木さんは北陸代表として全国大会でも頑張っていただきたいと思います。発表者の皆さん、素晴らしい発表ありがとうございました。

つづいては特別企画の「アンケート結果発表&4Hトーク」。事前に集めたアンケートをもとに、日頃クラブ員が感じていることを宮本会長、川村実行委員長のお二人のトークとともにお届けしました。その後「鉄兵の部屋」と題して、川村実行委員長の全協活動の紹介コーナーがありました。

そして今大会のテーマ「宴~しゃべりたおせ~」とあるように、大会のメインコンテンツである交流会はZoomおよび、バーチャル空間で自由に会話のできるoViceというサービスを利用して行われました。皆さん最初は慣れない空間でドキドキしながら参加されていましたが、しだいに慣れてきてバーチャルでの交流会を楽しんでおられるようでした。

コロナ禍で様々な制約のある中での交換大会。初めて尽くしのことばかりで実行員会の皆さんは大変苦労されたと思います。その中でこのような素晴らしい大会を開催されたことに頭が下がる思いでいっぱいです。新しいことに挑戦した今大会。まだまだ先の見えない状況ではありますが、新たな可能性も見えた大会ではないでしょうか。関係者の皆さん、参加されたクラブ員の皆さん、ありがとうございました。

北陸ブロック理事 佐藤陽介