【令和5年度 関東ブロック大会報告】

11/28(火)~29(水)令和5年度関東ブロック農業青少年(4H)クラブプロジェクト実績発表会が茨城県にて約200名規模で開催されました。

各県の代表者が日頃から研究・実践している活動の成果や、自らの体験を通じて考えていることなどを発表するため、農業分野における将来のリーダーとして活躍が期待される青年農業者が一堂に会しました。

○大会1日目
まず、意見発表5名の発表が行われました。その後、会場を二つに分け、プロジェクト発表11名の発表が行われました。どの発表もレベルが高く、参加者の意識向上や経営改善に役立つ内容だったと思います。
発表後には講演が行われました。講師にはファームランドさいとうの斉藤卓也氏を招き、「六次化の取組、マルシェ開催の取組について」と題し、斉藤氏が地元農家と協力し始めた、廃校を活用した農産物販売イベント「HAERUマーケット」等について、話がありました。
講演後は同じホテル内で交流会が開催され、お酒を交えながら、参加者同士で交流を深めることができました。

○大会2日目
水戸市からバスで常総市へ移動し、「アグリサイエンスバレー常総」と「グランベリー大地」を視察しました。
「アグリサイエンスバレー常総」は市がコーディネートし、常総インター周辺にR4年から随時整備している産業団地です。農産物の生産施設を始め、加工・流通・販売施設、さらには道の駅が一体的に誘致・整備されていました。
生産施設として、「グランベリー大地」を視察しましたが、珍しいいちごのリフト式栽培が1.7haで行われ、いちご狩りや6次化した商品の販売が行われていました。

全体を通して、発表者の皆様もイキイキと表現されており、質問も多く飛び交う活気のある大会であったと思います。
改めまして、受賞者の皆様おめでとうございます。
そして、全国大会へ出場される皆様もご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
関東ブロック理事:安納

【表彰結果】
・プロジェクト発表
1.園芸・特産作物部門:茨城県 須藤 龍太郎
「就農3年目の孫が師匠(祖父)にばれずにこっそり梨づくりを比較してみた!!!~自身と祖父のナシ栽培方法比較~」
2.土地利用型作物部門:長野県 大森 光
「赤米は撲滅できる!~3年間の軌跡~」
3.畜産部門     :栃木県 森 瑞貴
「ドローン空撮から見る飼料用トウモロコシ増産への道」
4.地域活動部門   :埼玉県 櫻井 智紀
「美里町独自の就農ガイド作成による新規就農者誘致の取り組み“農業スタートガイド”で一緒に農業しよう!」

・意見発表      :茨城県 白井 涼輔
「明日も世界に誇れる農産物を作るために」

【全国青年農業者会議出場者】
・プロジェクト発表
1.園芸・特産作物部門:埼玉県 飯山 翔平「ミニミニ野菜大作戦」
2.土地利用型作物部門:長野県 大森 光
3.畜産部門     :栃木県 森 瑞貴
4.地域活動部門   :埼玉県 櫻井 智紀

・意見発表茨城県 白井 涼輔